一言で「肌がきれい」といっても、その価値観や基準は年々変化しています。 洗顔や化粧品の使い方など毎日できる美白方法、 乾燥肌・敏感肌・脂性肌などの肌質に合わせた美白化粧品の選び方、美白につながる肌質別保湿ケア、タイプ別シミ対策などのお役立ち情報が満載です。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
手を洗う回数を減らし、手袋とクリームで保護する
☆よく使う「手」だから一度あれると悪循環に
食器洗いを素手でしていたり、手を洗う回数が多い人ほど
手あれを起こしやすいようです。
はじめは利き手の中指や親指など、
よく使う指からあれ始めることが多く、
指の皮膚が硬く乾いた感じになり、指紋がなくなったり、
ひび割れたりしてきます。
そのままにしておくと、ほかの指にも広がり、かゆみが出たり、
ひび割れを起こし、血が出て痛みを伴います。
このような状態になっても、人間は手を使わずには生活できま
せん。
そのため、皮膚の安静を保つのが難しく、一度あれ出してしまうと、
なかなか治りにくいのです。
角質のバリア機能がこわれて皮膚が弱くなると、
水や紙に触れただけで、どんどんあれて
いく悪循環に陥ります。
☆ 水仕事には手袋を、手洗い後はクリームを
では、手あれを改善するには、どうしたらよいのでしょうか?
いちばん大切なのは、徹底的に手を保護することです。
水仕事のときは必ずゴム手袋をし、洗剤は絶対に素手で触らないこと。
野菜の泥やアクなどでもあれるので、あつかうときは
薄手のポリエチレンなどの手袋をはめるようにします。
そして、手を洗うのも最小限にします。
水に濡らすだけでも
手のうるおい成分(セラミドや天然因子)が流れ出てしまうためで
す。
とくに1日に何度も手を洗うくせがある人は、気をつけましょう。
やむを得ず水に触れたら、すぐにふいて保護します。
手のひら、足の裏には皮脂線がないので、洗ったあと、油分を与える
必要があるのです。
それでも改善されないようでしたら、皮膚科に相談しましょう。
保護しても治らない手あれの場合、皮膚科では一般的にステロ
イド軟膏を使います。
また、単なる手あれと思っていたら、成人型アトピー性皮膚炎
だったという場合もあります。
この場合は、ステロイド軟膏を使わないと治らない場合がほとんどです。
※ 手を洗うくせ
小さな子どもの世話をしている人になかには、
何かに触れるたびに手を洗うという人もいるようです。
しかし、それで手をあらしてしまったら、本末転倒。
あれて炎症を起こした部分は、とても
不衛生な状態になってしまいます。手洗いもほどほどに。
※ 成人型アトーピー性皮膚炎
大人になってから現れる成人型アトピー性皮膚炎というものが増
えています。
洗剤などによる手あれは、指の腹のほうから始まることが多いのに対し、
成人型アトピー性皮膚炎の場合は、爪のまわりなどからかゆくなって、
皮がむけ出すのが特徴。
洗剤など、手をあらすものに触れなくても
手があれたような症状になります。
※ ハンドクリームの塗り方
1 手の甲と平に、ハンドクリームをなじませたあと、指を1本
ずつさするようにしながら軽くもみほぐします。指の付け根
から指先に向かって、軽くさすりながらもみほぐします。指
先は、少し強めにつまみます。
2 指と指の間にもハンドクリームをなじませます。少し強めに
押しながらもみほぐします。
3 手のひら全体を親指でもみほぐします。
COMMENT