ブラシやクロスで洗わない

ブラシやクロスで洗わない

「道具」を使った洗顔は洗浄効果を高められるのか？

　ブラシやタワシ、メガネ拭きクロスなど、洗顔グッズを
用いた洗顔などが繰り返し流行します。
血行をよくするとか、マッサージ効果があるとか、
毛穴の汚れまで良く落ちるとか、もっともらしい理屈がつけられています。
しかし、散発的な流行で定着はしません。なぜでしょう？
　
答えは簡単です。現代女性の大部分の方の肌は、
自己保護能力がスポイルされているので、
ブラシやクロスなどの強力な洗顔法では破綻してしまうのです。
昔、ヘチマで顔を洗っても平気な人が多かった事実と比較して、
現代人の肌がいかに機能障害の状態になってしまったかの
よい例かもしれません。

昔の人は、それだけ肌が丈夫だったということですね。
健康な肌か、そうでないかの一番の差は、皮脂膜再生機能が
阻害されていないかどうかです。

ヘタレ肌、ボケ肌などの生活習慣病肌はその機能が著しく低下して
いますが、その機能がきちんとあれば、ヘチマどころかアカスリで
顔を洗っても平気なはずです。

　けれど残念ながら、今そのような肌の人はほとんどいません。
だから洗うのは手です。
　それから、例外がひとつ。
最近は、洗顔グッズに、石けんを泡立てるための泡立てネットがありますが、
あれはそのネットで肌を洗うわけではないのと、

泡で洗うこと自体はおすすめなので問題は
ありません。といって、泡で出てくる石けんはＮＧです。

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